プレミアリーグ第3節 アーセナルvsウェストハム 18-19

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連敗スタートのアーセナルがエミレーツスタジアムに迎えたのは、

こちらも同じく新監督のもとで連敗スタートとなったウェストハム。

ジャック・ウィルシャー、ファビアンスキが先発で起用される中、

アーセナルは病欠のエジルに代わり、ラムジーが先発した。

 

※スタメンなど試合の詳細はこちら

 

どうなるかわからないからフットボールは面白いのだ。

というのは勝ったからいえることなのかもしれない。

試合開始からたびたび露呈していたトランジションディフェンスの脆さから、

25分にアルナウトビッチのシュートがネットを揺らした時、

開幕3連敗、一番下にArsenalと書かれた順位表が頭をよぎった。

攻めた後のディフェンスはあまりに隙だらけで、誰がボールホルダーに寄せにいくのかも定まらず、

フェリペ・アンデルソンがハマーズサポーターの心をつかむには十分な、広大なスペースを残してしまっていた。

その中でもベジェリンの危うさは際立っていて、彼の裏のスペースはこの試合でたびたび狙われていた。

このまま彼を起用し続けるべきなのか、リヒトシュタイナーにチャンスを与えるべきなのか、

エメリは頭を悩ませているのではないだろうか。

積極的な攻撃参加とミスのないディフェンスを両立させられるSBというのは得難いが、

リードされたアーセナルを救ったのはまさにそんなSBだった。

30分にベジェリンのクロスをファビアンスキが弾き、

そのこぼれ球を拾ってからの冷静なシュートで、モンレアルはチームに同点弾をもたらした。

 

 

 

 

チームの救世主の活躍で1-1としたアーセナルは、

後半イウォビに変えてラカゼットを投入する。

これによってオバメヤンが左サイドへ回ることになった。

そして、56分にはグエンドウジに代わってトレイラが入る。

この2つの交代と、59分のアルナウトビッチの負傷交代が、

アーセナルにとってはプラスに働いた。

この試合のグエンドウジはこれまでよりも低調なパフォーマンスだったし、

もともと好調ではないジャカも、トランジションの局面で求められるスピードやボール奪取力を見せることはできていなかった。

トレイラが入ったことによって、アーセナルのディフェンスは明らかに改善され、

それに伴ってジャカもプレーのバランスを取り戻したように見えた。

この試合では前線でイウォビやラムジー、ムヒタリアンらがボールを失い、

それがカウンターにつながるシーンがしばしば見られたが、

トレイラを先発で使っていれば、カウンターに脅かされるシーンは減らせたはずだ。

買ったまま置いておくのでは、買わなかったのと同じことで、

次節こそ、トレイラの先発起用に期待したいと思う。

 

そして、ラカゼットは70分にディオプのOGを誘発して、

勝利につながる重要な1点に関与した。

こうなると難しいのが、トップに置くべきはだれなのかということだ。

オバメヤンもラカゼットも、サイドよりも中央でこそ、

その得点力を輝かせられる選手である。

彼らの共存を観たいと常々思っているのだが、4-4-2ではトップ下のポジションが無い。

この点を考えるうえで、エメリがエジルをどのように起用するのか、という問題はあまりにも大きい。

エジルをあくまでチームの中心とすればやはりワントップということになるだろうし、

そうでなければ2トップという可能性も出てくる。

トップ下というポジションを置くにしても、エメリのスタイルにふさわしいのはエジルよりもラムジーであるという見方もある。

この試合でも、ラムジーはスカイスポーツのMOMに選ばれる活躍を見せた。

エジルとエメリの間に溝が生じているのではないかという報道もあるように、

この問題について、エメリもクラブも重要な決断を迫られることになるはずだ。

そして、90+2分に試合を決定づける3点目を決めたウェルベックも、前線の新たな選択肢になりうる。

誰を選び、誰を選ばないのか、今はシーズンが進んでいくのを見守るほかはない。

 

 

#ARSWHU #welbz

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ウェストハムはこれまでの試合よりもチームとしての方向性が徐々に固まりつつあり、

攻守両面で決して容易な相手ではなかった。

アルナウトビッチとアントニオの負傷は彼らにとって不運だったが、

そうした相手にエメリ体制初勝利、勝ち点3を挙げられたことはなによりも素晴らしいことだ。

試合後のベジェリンとウィルシャーの抱擁は、別れを実感させるものではあったが、

とてもエモーショナルなシーンだった。

ウィルシャ-も、ファビアンスキも、ペレスも、

アーセナル戦以外では大いに活躍してくれることを願っている。

 

 

 

次節は3試合0得点と得点力不足にあえいでいるカーディフ。

昇格組相手に勝ち点を取りこぼすことなく、

優雅な気持ちで代表ウィークを迎えたいものだ。

そのためのメンバーが誰になるのか、まだまだ長い目で注目していこう。

 

 

 

 

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